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スケジュール
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 旅行２日目 |
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| 2003/06/22 Sun. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 朝ゴハン |
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それでもオープンテラスで朝食を摂るのは案外気持ちがいいものだ。 焼きたてのパンケーキに目玉焼き。各種フルーツに野菜サラダ。ソーセージやウインナー、ベーコン、ハムにブレッド各種とパウンドケーキ。豊富なメニューを運んでも、ちびろくの食いつきはよろしくない。果物をすこし食べたらもうおしまいで、プールへ行こうと焦っている。 「あのねぇ、ちびろく。朝ごはんをいっぱい食べた人だけがプールに行っていいのよ。おなかがすいたままでプールに入るとおぼれちゃうの。たーくさん食べて、おなかぽんぽんにならないと、プールは行けないよぅ」 「ろく、ぷーるいく！」 「よーし。じゃあ食べなさい」
脅しが一応功を奏し、ちびろくはスパゲッティを食べだした。プールのために毎週楽しみにしているアバレンジャーを諦めたほど、ちびろくはプールが好きなのだ。 ちびろくの食欲は、旅先ではいつも落ちる。旅行のたび、それだけが心配の種なのだが、もう諦めたほうがいいのかなぁ。 何だかんだ言いながら、わたしが一番たくさん食べて、おなかはすっかりポンポンだ。 わたしの場合、旅先の朝ゴハンは自分でも驚くほどいっぱい食べる。おいしいパンは揃っているし果物だって食べ放題。生ライチなんて滅多に口に入らないし、パイナップルもおいしいね。焼きたてのパンケーキは蜂蜜でもメープルシロップでも食べたいし、たんぱく質も摂らなくちゃ。 「プール（に行くのが）おそくなっちゃうよぅ～」 と言うちびろくに促され、バナナを１本ゲットしてお部屋へと引き上げたのであった。 |
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| プール |
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アバレンジャーの水着を装着し、ちびろくはやる気満々だ。 今年は足が固定されない普通のタイプの浮き輪だからちょっと心配していたのだが、両腕でしっかり握り上手に泳ぎまくっている。 しゃわしゃわ＠人口滝やスライダー＠コドモダマシも大喜びで 「ひとりですべりだいする！」 と何度も滑る。
それにしてもリゾートホテルのプールサイドはいろんなひとがいて面白い。わたしたちが利用したのは子ども向けのプール＠水深150㎝だから、周囲は家族連れがほとんどだ。ちびろくより小さい子や赤ちゃんだって遊んでいるが、気になるのはやっぱりママたちだ。 すごーくお洒落なママもいるし、そうでないママもいる。観察の結果によると、どうやら女の子を連れたママは例外なくお洒落さん、のような気がするわ。ママでもビキニを装着してるし、それがまたよく似合う。だけどプールサイドにずっといて、プールには全然入らない。 「かーちゃん、きてー！しゃわしゃわしよーッ！」 と誘われるまま泳ぐわたしにビキニは無謀というものだろう（←どうせ胸ないし）。だけどやっぱり水着は新調すればよかったなー。ママでもお洒落でいたいよなー。 格好のよい人たちを眺めているだけでもかなり楽しい。ザ・ブセナテラスはその点でもかなりハイクラスではなかろうか。お客も礼儀正しくて、ハシャぐ年齢の子どもたちもマナーはきちんと守っている。おふざけが過ぎる子どもたちを見かけたスタッフが、親に注意する場面も目撃した。 またここに来れるよう、ちびろくもちゃんとしつけなきゃ。こんな場所で気持ちよく過ごすための準備をいつも忘れずに。 自分にちゃんと手間をかけ、小綺麗にしていよう。いつも身なりを整えて、かっこよくしていたいなぁ。 リゾートホテルのプールサイドで自信たっぷり笑えるように。生まれつきの素材としては大したことない出来なのだけど、自分の気に入るわたしでいれば胸を張っていられるよ。 年に一度の小旅行は、自分を見つめるよいチャンス。 手抜き厳禁！と戒めを心新たに誓うのであった。 |
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| ナゴパイナップルパーク |
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とりあえず大人ごはんのために食堂へ飛び込んだ。畳敷きの座敷に通されて、足を伸ばしてのんびりできる。満腹のちびろくは、机の下に潜ってみたり隣の子どもにガン飛ばしたり、それでも食事が運ばれてくるとわたしの膝にのってきた。 ここのラフティは味噌味で、昨日食べたのとはちょっと違う。全体的に味付けが濃く、ちょっと重い感じである。 店内には特産品や沖縄野菜が並べられ、ちょっと怪しげな雰囲気だ。 満腹になったところでナゴパイナップルパークへ。
ここにはパイナップル型の電動カートがあり、ちびろく大のお気に入り。カートは自動運転なのでちびろくがハンドルを握っても全然OKなのである。同型のミニカーも販売されており、ちびろくは去年に引き続き２台目をゲット。 説明のアナウンスが流れるカートに乗って眺めるパイナップル畑は結構面白いが、料金は大人500円。それでちびろくが喜ぶのなら安いものだとは思うけど、もしパイナップル号がなかったら再訪することはなかっただろう。 恐るべし、パイナップル号。子どもゴコロを鷲づかみ。 「もういっぺん、ぱいなっぷるごうのりたいー」 と駄々をこねるちびろくをなだめるのは結構たいへんだったのよ。 |
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| 沖縄美ら水族館 |
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| 世界最大級の水槽がウリ。ジンベエザメやマンタの遊泳が楽しめる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
結局ちびろくが喜んだのは外のアスレチック場＠ちびっことりで。
土管をくぐり、橋を渡り、ちびろくはすっかり汗みどろ。待っているわたしもジリジリ暑い。プールでも焼けなかったのに、こんなところで見ているだけで日に焼けるのはイヤンだわ。 まだ遊ぶんだとゴネるちびをQooのジュースを買いに行こうと説得し、ようやく灼熱地獄から脱出したのであった。 |
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| 今帰仁城跡 |
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| 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、2000年12月、世界遺産に登録。三山時代に活躍した北山王の３代に渡る居城跡。大小８つの城郭からなる連郭式山城。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
石造りの城壁が残る以外はなーんにもなく、木々が生い茂る緑のジャングルといった雰囲気だが、ちびろくは走り回って大喜び。城郭まで行き着く道に松ぼっくりがいっぱい落ちていて、そんなお宝を見つけるのに相当忙しそうである。 アスファルトのただの道だとすぐに抱っこをせがむくせに、石段や野ッ原だと走りたがるのはなぜだろう。息を切らして走り回り、興奮してハシャぐ子どもの姿はうれしい。
さんざん走りまわって遊んだ後はやっぱり眠くなるらしい。 このあと車の中でぐーぐー眠り、夕食のために入ったレストランでもぐーぐー眠りこけていた。座敷のあるお店だったため、手足を伸ばして寝かせておくことができたのは幸いだ。 だいたい旅行中のちびろくは、遊びつかれて食欲不振。これは赤ちゃん時代からで、いくつになっても変わらない。 これまでも、できるだけちびろくのペースに合わせて行動し、ちびろくの好きそうなメニューをチョイスして、なんとか食べさせようと試みてきたのだが、プールのあとの昼食以外はまったく食が進まない。 なんとかして食べさせたいと思うわたしは心配と落胆のあまり機嫌がわるくり、ちびろく向きのメニューを黙々と腹に収める夫は無口になる。 ちびろくのためにわざわざこの店に決めたのに。 ここならすこしは食べるかと思ったのに。 大人だけなら、別の店に行ったのに。 どうせちびろくは食べないなら、そっちにいけばよかったーー！ というのがこれまでのパターン。 精神衛生上もよろしくないし、どんなに手を尽くしても食べないのならば仕方ない。ちびろくの夕食はすっぱり諦め大人の行きたい店へ行く。 その代わり、せめて昼食だけはしっかり食べさせ、バナナやおにぎりを持ち歩く。お菓子やジュースは極力遠ざけ、すこしでも食べたらよしとする。 そうは言ってもなかなかキッパリ開き直るのは難しい。やっぱり食べなければ不安だし、体調がわるいでは、と心配だけど。 ちびろく抜き＠睡眠中でも、レストランふりっぱーは楽しめた。伊勢海老もステーキもおいしくて、洋食やさんの王道ゴハンという感じ。家族連れが多い店内は和やかな雰囲気で、観光客より地元のお客さんが多そうだ。 それにしてもよその席の子どもらがパクパク食べているのがうらやましい。ちびろくもあんなふうにいっぱい食べてくれたらいいのにー。お子さまセットもあったのにー。 結局ちびろくは最後までぐーぐー寝てて、大人だけがおいしいゴハンを平らげたのであった。 |
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